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学校案内

学校長挨拶

長浜北星高校は琵琶湖の北部に位置する歴史と文化の町、長浜に大正13年に開設された滋賀県長浜町立長浜商業学校がその始まりです。その後およそ1世紀、幾多の変遷を経て現在では、全日制と定時制を併せ持つ総合学科高校となり、平成28年度からは、新たに長浜北星高等養護学校を併設しています。約700名の生徒が「共に在る、共に学ぶ」学校生活を生き生きと過ごしています。本校の卒業生は約2万人を数え、多くの企業経営者を輩出するなど、同窓生が各界で活躍する伝統校です。同窓会組織である、豊城同窓会は、地元滋賀はもとより、京都、大阪、兵庫等に支部があります。

全日制の総合学科は、文理、メカトロニクス、情報電子テクノロジー、総合ビジネス、福祉の5系列からなり、実学重視の幅広い選択科目の中から自分の興味・適性を考え、時間割を自分で作ることになります。自分が選んだ系列の専門的な授業は、生徒の学ぶ意欲の原動力となり、落ち着きのある中にも生き生きとした授業風景が広がっています。卒業生の進路は多様で、年ごとにいくらかの差はありますが、進学と就職の比はおよそ7:3です。在学中には、国家試験を含む各種資格等への挑戦や、実習やフィールドワークなどの体験学習、短期大学や企業との連携事業など、実践力を育てるための教育を推進し、地域から高い評価をいただいています。

部活動も盛んで、運動部では水球、弓道をはじめとしていくつものクラブが近畿、全国規模での活躍をしており、文化部では、ビジネス研究、テクノロジー研究、演劇、箏曲など、高校ならではの取り組みができるクラブが活動しています。

定時制課程は、平成26年度から総合学科となりました。わかる授業、学びがいのある授業を目指し、生徒の「学びの姿」に重点を置いた教科指導の充実に取り組んでいます。教職員は勤労と学習の両立を目指し、日々学びに向かっている生徒との交流を大切にし、自己実現の手助けをしていきます。

長浜北星の名前に込められているのは、「北の星であれ!」という願いです。そして、校訓は「叡智創造」。「優れた知恵で人々を幸せにできる新しい何かを創り出すこと」です。長浜北星高校では「総合学科各系列の学び」、「高等養護との交流による学び」、そして「地域行政や地域商工業など地域資源との交流による学び」によって、優れた知恵を持ち、地域の明るい未来を切り拓くことができる人材の育成を目指していきます。どうぞ、長浜北星高等学校に一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

 

滋賀県立長浜北星高等学校長

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